今日のネタ帳

悪ふざけの話中心です。笑っていただければ幸いです。

美味しんぼ2018

2018年、一世を風靡したあの国民的名作が、今、時代を越えてよみがえる。

 

第一話 究極の握り寿司
「なんだこの握り寿司は!

陶人先生、一週間後にまたここに来てください。おれが本当にうまい握り寿司って奴を食べさせてあげますよ」
「一週間後?そんなに待てんから今Uber Eatsに頼んでしまったわい。ああ楽しみじゃ」

 

第二話 ニセモノの小籠包
「なんだこの小籠包は!

出よう栗田君、この店のは本当の小龍包じゃない!こんな小籠包を喜んで食べているやつの気がしれないよ!」

「なんだと、うちの店の小籠包に文句つけやがるのか!」
「山岡さん!せっかく来たんだから、この場で波風立てないで、あとからこっそり食べログとかの口コミサイトに匿名でお店の悪口書けばいいじゃない!」

 

第三話 そばつゆの味

「中松警部、遊びに来たぜ」

「かえってくれ山岡の旦那、世論がうるさくて、マスコミ関係者とのつきあいは禁止になったんだ…。叩かれるんだよ、“警察とマスゴミの癒着”って…」

 

第四話 噺家の意地

「だんな、拙はどうしたらいいでげしょう…。“ハンバーガーばっかり食べているアメリカ人に豆腐の味がわかるはずがない”、“豆腐バーガーしかわからないでしょ、常考”、こんなことばかりネットに書かれるんでゲス…」

「くそっ、ネトウヨめ!気を落としちゃダメだ、ブラックさん!」

 

第五話 岡星の挑戦
「どういうことなんだ岡星さん、店をたたむって」
「銀座『岡星』の常連で中国人の大金持ちがいらっしゃいまして、その方に誘われたんです、上海に店を出さないかって」

 

第六話 究極のメニュー、大ピンチ!
「どういうことですか、大原社主!究極のメニューの企画が無くなるって!」
「わかってるだろう山岡。予算削減だ。売れないんだよ…新聞が…っ!明日からはweb版に移行してくれ…」

 

第七話 始動!究極のメニューweb版

「おい山岡!web企画に移った究極のメニューに若い読者からコメントが来てるぞ!」
「富井副部長…どれどれ『究極とかってマジ受ける』、『料理はコスパ』、『情弱、乙!』…なんてこった…。ひどい言われようだ…」

 

第八話 怒れ!海原雄山!!

「至高のメニューに寄せられた読者の感想をお持ちしました…。あのう…至高のメニューも散々な言われようです、海原先生」
「なんだとっ!おい中川、バカどもにスマホを持たせるな!」

 

第九話 激突!究極vs至高

「それでは聞くが、味ポンの『ポン』とはなんだ!お前にわかるなら言ってみろ、士郎!」
ぐぬぬ…!ちょっと待て!今ググる!」

第十話 究極の北京ダック

「どうです、これが究極の北京ダックです!」
「なんという美しさや…!ちょ、ちょっと待ってくんなはれ山岡はん!今、フェイスブックにアップするさかい!」
「やめるんだ、ネオ京極さん!」
「なんでや、山岡はん。ほら、いいね!がどんどんついていくで。コメントだってついてるで。なになに…『リア充、死ね!』やて」
「言わんこっちゃない」
「何ということや…!北京ダックが…炎上…っ!」

 

 制作順調!

ネオ東京を舞台に、山岡士郎海原雄山の死闘が再び幕を開ける!「美味しんぼNEO」!カミング・スーン!!(嘘)