今日のネタ帳

悪ふざけの話中心です。笑っていただければ幸いです。

AI支配への反逆の狼煙をあげ、高らかに宣言せよ、「スタバなう」と。

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スタバなう。



〈MIKKY-D, MIKKY-D!
MIKKY-Dに代表される、目に見えないパワーに負けるな。
MIKKY-D, MIKKY-D!
MIKKY-Dに代表される、目に見えないパワーに負けるな!〉(VIBRASTONE『MIKKY-D』)

2012年、とうとう機械が猫を捕まえ、世界を震撼させた。世に言う「Googleの猫」である。
正確に言うならば、Google社の人工知能が、人間に教えられることなく、自らの力で1000万枚以上の画像を学習し、猫の画像を猫と認識できるようになったのだ。
後世の人間は、この年のことをこう呼ぶことだろう。「AIによる世界統治元年」、と。

人工知能による画像認識技術は、さまざまなことを可能にした。
ぼくらが誰かの写真をSNSにアップすれば、まさに瞬時にしてAIはそれが誰かを認識し、候補の人物の名前を画面に表示する。
はじめのうちは薄気味悪く感じられたその技術にも、人々はあっという間に慣らされてしまった。
いまこの瞬間も、IT各社の人工知能はネットの大海で無数の画像を漁り、ありとあらゆるものを認識し識別する訓練を続けているはずだ。
もうしばらくすると、あるいはもうすでに、AIは地球上のすべての物質を画像認識するようになる。
何かがチラリと写真に写れば、AIは即座にその物体がどこの何で、その写真を撮った人がその写真を撮ったときにどこに存在したかもすぐわかる。
そのAIによる世界統治のための有力手段が画像認識で、我々人間は、そうとも知らず嬉々としてネット上に画像情報を供給し続けているのだ。「友人誰々とのツーショット」とか「ハワイの夕焼け」とか、ご丁寧に、その画像の説明文までくっつけてアップしている。

早晩、AIによる世界統治は完了するだろう。
だがわかっていながら、「スカイネット」や「マトリックス」の完成に手を貸すわけにはいかない。
気づいた者から、赤いカプセルを飲んだ者から、レジスタンスを開始しなければならない。
スカイネット」や「マトリックス」の画像認識自己学習を撹乱するため、誤った情報を流通させ、AIを混乱させるのだ。

Open your eyes,覚醒せよ。
Beat the system, システムを、打ち壊せ。

AIの画像学習を妨げるため、無関係な画像を大量にアップし続けよ。
そしてキーの音も高らかにこう打ち込むのだ。

「スタバなう」、と。

 

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