今ひとつ気分が乗らない日というものがある。
落ち込んでいるわけではないが、なんとなくかったるいという日。
なにをやるにもただただダルく、気分転換に出かける気持ちにすらならない。
ただ単に、体調の谷間なのかもしれないが、とにもかくにもそんな日もやり過ごさないと人間は生きていけない。
そんな日をどうかわしていくか、ある人はバラの花の上に転がる雨粒のことを想像したり、別の人は大好きな子猫のひげを思ったり。
そんな日を乗り切るための方法をまた一つ、数年前にtwitterで見つけた。
こんな呪文を唱えるのだ。「毎日がエブリデイ」
なんとなく気分が乗らない朝、「仕方ないか、毎日がエブリデイだからな」とつぶやいてみる。
昼飯を食べてからかったるくなって、午後の仕事にやる気が出ないとき、「ああ、毎日がエブリデイだ」と口に出してみる。
夕方、職場の飲み会に行きたくないがつきあい上、行かないわけにいかないとき、「やれやれ、毎日がエブリデイだよな」と唱えてみる。
すると、あまりの無意味さにいろんなことがどうでもよくなる。お試しください。
「毎日がエブリデイ」の姉妹編に「俺たちみんながエブリワン」もございます。
仲間割れしそうなとき、親子や兄弟で喧嘩が始まりそうなときには高らかに宣言していただきたい。「大丈夫、俺たちみんながエブリワンだ!!」
「俺たちみんながエブリワン」。これには誰だって異論はないはずだ。
「俺たちみんながエブリワン」と言った瞬間に、その場にいる者たちの間に強烈な連帯感と仲間意識が生まれるはずだ。これまたお試しください。
さらにさらに、今回は「毎日がエブリデイ」「俺たちみんながエブリワン」に加えて、「すべてはエブリシング」もおつけいたします!
「すべてはエブリシング」の使い方は以下のとおり。
仕事の進捗を聞かれたら「まだまだ時間はかかります。だってすべてはエブリシングだから」とお答えください。
いやーなクレームの電話がかかってきたら「大変申し訳ありません。ただいますべてはエブリシングでございます」とおっしゃってください。
だれかにちょっとした親切をしたときにお礼を言われたら、「お礼には及びません。だってすべてはエブリシングですから」と言っていただければ幸いです。
「毎日がエブリデイ」「俺たちみんながエブリワン」「すべてはエブリシング」を日々の生活で駆使していただければ、必ずや生活上の面倒ごとから解放されること間違いなし。
まずはお試しを!
それにしても暑いですね。